施工現場

悠Uサンルームの工事記録【3日目】(愛知県瀬戸市)

2022年11月26日|カテゴリー「施工現場
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3日目工事開始前写真



3日目の作業は、屋根上の残工事、窓回りのコーキング、サンルーム室内の床と天井の工事です。


窓回りは写真にもあるように青色のマスキングテープが貼ってある部分をコーキングで防水します。


屋根は換気扇部分の仕上げ作業です。


(昨日の)工事前と比べても分かる通り雨が入ってこないように厳重に防水をしながら室内の空気を外へ排気するための重要な役割がある部分です。


ちなみに、悠Uサンルームの雨漏れの保障は「10年間」なので安心です。



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屋根上の棟換気工事中
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屋根上の棟換気工事完成



次に天井の断熱工事です。


標準仕様の屋根はサンルームの部屋内側がAGC製のツインカーボスタンダード、外側は強化ガラス二重構造ですが、室内から天井を見ると型ガラス(スリガラス)を通じて空を見ているような状態でとても明るいです。


しかし今回の天井は断熱仕様ということで、二重構造の室内側に断熱材を敷き詰めてからシナ合板を貼る仕様となっています。


暗くならないか心配になる方も多いですが、側面が全面ガラス貼りのため明るさは十分です。


それよりも屋根の断熱性能は格段にアップするため、特に夏場のサンルーム内の温度上昇はかなり抑えられます。


本日は断熱材の施工までで、シナ合板の貼り付けは明日です。


↓↓屋根の断熱仕様について説明したブログがありますのでご興味あればご覧ください↓↓


 全面透過タイプ

 全面遮熱・断熱タイプ

 一部断熱・遮熱タイプ1

 一部断熱・遮熱タイプ2



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天井の断熱材施工前
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天井の断熱材施工完了



使用する断熱材は旭ファイバーグラス製の「アクリア」という商品で、2007年4月に日本で初めて発売された『ノン・ホルムアルデヒド』(健康に配慮した)のグラスウール断熱材です。


この商品は、室内側の防湿ポリエチレンフィルムで水蒸気の侵入を防止しながら、断熱材の四辺に防湿気密フィルムの大きな耳が付いているので、確実な防湿気密施工ができます。



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断熱材アクリア説明イラスト
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断熱材アクリア施工写真



床の工事も進んでいます。


大引きの間に断熱材を敷き詰めた上からコンパネ(合板)を貼っていきます。


その上に床材を貼りますが、コンパネの状態でサンルーム内に作業机を持ち込んで様々な材料を細かく切りながら作業を進めていくことになります。


明日は天井のシナ合板を貼る工事があるのでこの作業机が大活躍すること間違いなしです。


本日はここまで。



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床施工中(コンパネ完成)


愛知県瀬戸市で悠Uサンルーム工事2日目(ティージー株式会社)

2022年11月24日|カテゴリー「施工現場
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建て方工事完成写真



昨日は雨が降る中、建て方工事(壁面の骨組みと屋根)の取り付けまでが完了しました。


本日は壁面の窓サッシ取り付けとその周囲のコーキング、屋根のコーキング作業、床組みなどが主な作業内容です。


先ずは窓サッシの取り付けですが、今回は7面ある壁のうち2面がドアとなっており出入りが可能、5面はFIX(はめ殺し)窓です。


今回は悠Uサンルーム「タイプⅡ」の標準仕様で、床から天井まで大きな窓(ドア)なので明るい空間になると思います。


タイプ別の商品の仕様と価格はコチラ


窓はシャノン製の樹脂サッシ+遮熱高断熱ペアガラス(アルゴンガス入り)です。


大手建材メーカーのガーデンルームやテラス囲いの窓はアルミサッシ+単板ガラスなので断熱性能の差は歴然です。



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エクセルシャノンのサッシ
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窓サッシ取付完了



窓の取り付け後はその周囲のコーキング作業。


これが意外と時間がかかりますが、屋根のコーキング作業と同時に進めていきます。


屋根の上にスタッフが1人乗って作業をしますが、屋根は強化ガラスとツインカーボスタンダードの二重貼り構造なので強度的には問題ありません。


大手建材メーカーのガーデンルームやテラス囲いの屋根は、ポリカーボネート板なので人が乗ったら割れてしまします。(乗れません)


強度だけでなく断熱性能も優れています。


屋根上に気になる穴?がありますが、これは換気扇(標準仕様)の空気の出口です。


Uサンルームの室内からの空気を外に逃がす空気の通り道ですが、最終的にはフタをされて見えなくなってしまうので貴重な写真ですよ。



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屋根(換気扇出口)
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換気扇室内側



続いて床組み作業です。


新築住宅と同じ要領で進めますが、土間コンクリートの上に鋼製束を取り付けて、そこに大引きを取り付けます。


既存建物の床面の高さに合わせるために鋼製束の高さを調整しながら水平に取り付けます。



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それから断熱材の施工です。


大引きの間に敷き詰める断熱材は押出法ポリスチレンフォーム「ミラフォーム」(株式会社JPS製)です。


大手建材メーカーのガーデンルームやテラス囲いの床はアルミ材で床組みをして、その上に樹脂製の床材や木樹脂デッキを取り付けていきますが断熱材の施工はしません。


窓や屋根に続いて悠Uサンルームが“部屋”として使って頂くための性能を証明するものです。



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大引き施工中
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床(断熱材)施工中



外回りの工事も順調に進んでいます。


窓回りのコーキング工事を進めながら、窓下に外壁材を施工する準備も進めていきます。


外部からの水の侵入を防ぐためにタイベック(デュポン製)という高密度ポリエチレン繊維不織布の防水シートを貼ります。



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タイベック施工前
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タイベック施工後



同時並行して進めていました屋根のコーキング作業がほぼ終わり、あとは棟換気の部分を残すだけとなってキリがついたので本日の作業はここまで。


今日も順調に工事は進みました。


明日からも天気が良さそうなので工事は進みそうですね。



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悠Uサンルーム工事2日目完成写真

愛知県瀬戸市で悠Uサンルームの工事が始まりました!【ティージー株式会社】

2022年11月23日|カテゴリー「施工現場


もうすぐ師走。

11月も後半に入って朝晩寒くなりましたが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?


8月の独立型タイプ悠Uサンルーム(静岡県磐田市)に続いて、今月は愛知県瀬戸市で悠Uサンルームの工事が始まりました。


今回は某工務店様からのご依頼で、古い平屋建ての住居をリノベーションするのと同時に悠Uサンルームの設置も決めて頂きました。


「大切なペットと一緒に過ごせるお部屋が欲しい」ということで色々と探したそうですが、ティージー(愛知県豊橋市)のホームページにたどり着いてお問い合わせに繋がりました。本当にありがとうございます!


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工事開始前の写真



工務店様側で先週までに基礎工事は完了済み。


現場へ到着すると先ず最初の作業は工事開始前の「墨出し」(すみだし) です。


墨出しとは水平位置や中心位置を表示することで「墨つぼ」という道具を使って、墨をつけた糸を伸ばしてはじくことで対象に直線を描くことから墨出しと呼ばれています。


実際には墨ではなくチョークの粉で線を引いていきます。



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基礎完成写真
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墨出し中


Uサンルームの工事はとても専門的なため、大手建材メーカー(YKKAPLIXILなど)のテラス囲いのようにエクステリア職人が説明書を片手に施工できるような商品ではありません。


Uサンルームのメーカーである (株)幾久屋さん【長野県千曲市】から専門施工チームが来て施工をします。


工期が約1週間と長いため、いつも現場近くのホテルに宿泊しながら施工を進める関係で、本日の工事初日はあいにくの雨模様でしたが工事の空白は作りません



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ブルーシートで養生
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養生(屋根)完成


だからと言って、お客様の大切な商品を何でも雨で濡らして良いわけではありません。

ブルーシートでしっかりと養生(屋根を作る)をしてから工事に取り掛かります。


初日の主な工事は「建て方」です。


新築住宅と一緒で骨組みを組み立てるのですが、その材料はアルミ製で雨に濡れても影響がない材料なのでご安心ください。


Uサンルーム側面の材料はユニット化してあるので現場では組み立てるだけですが、レーザー照射機(墨出し機)などを使いながら水平・垂直を確認しながら施工していきます。



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サッシ枠の搬入
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建て方工事中


側面ができたら次は屋根です。


屋根の取り付けに必要な構造体(母屋)は長野県産の木曾桧(きそひのき)材です。


昨年までは米栂(べいつが)材だったものが仕様変更されました。


屋根材はサンルームの部屋内側がツインカーボスタンダード(AGC製)、外側は強化ガラスとなっており二重構造なので遮熱性能と併せて安全性能の面でも安心な構造です。


屋根材について書いたブログ


今日は屋根材の取り付けまでなんとか終わりました。

明日は天気が良さそうなので工事が進みそうですね。


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屋根材だけ設置完了(屋根工事はまだ完成していません)



ガゼボのような独立型(自立型)悠Uサンルームついに完成!【静岡県磐田市】

2022年8月30日|カテゴリー「施工現場

工事2日目


今日は窓サッシの施工と防水コーキング工事です。


今回使用のサッシは標準仕様のシャノン製の樹脂サッシで、ガラスはアルゴンガス入り高断熱ペアガラス、さらに下部のFIX(はめ殺し)窓以外の窓は全て格子入りという非常にハイスペックになっています。


お施主様のこだわりで、窓の仕様は図面を何度も訂正しながら決めましたが、実際に取り付けてみるとその重厚感に感動します。


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(↑実際にお客様へお渡しした図面です↑)



窓サッシの取り付けが終わったら防水コーキング工事です。


独立型のサンルームといっても外部からの雨の侵入が一切ないように、丁寧に施工していきます。


もちろん、雨漏れの保証も通常タイプの悠Uサンルームと同様に10年間ですが、いつもと違う(施工しない)ところもいくつかあります。

 

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それは主に、床組み工事と雨樋(とい)工事です。

 

床については基本的に土足で外から出入りすることを前提に、サンルーム基礎の上に外構業者様でタイルを張って仕上げる予定です。

鋼製束、大引き、床下地材、断熱材、フローリングなど今回は使用しません。


それと独立型サンルームの場合は雨樋の施工はしませんが、もし完成後に気になるようであれば後からでも施工は可能です。(写真をご参考ください)



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(↑今回の現場の屋根↑)※雨樋なし
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(↑別現場の屋根↑)※雨戸有り



さらに今回は外壁工事や内装工事もはありませんし、壁面の下部は透明ガラス仕様なので外壁材や内壁(断熱材)の施工もありません。


照明器具の取り付け希望はありましたので、通常通り天井の真ん中に器具が設置できるように母屋(栂材)を事前に加工して配線が隠れるようにしています。


今回も工事初日に電気屋さんとも協力して配線をサッシの中に隠しながら外部の電源へつなげるようにしました。


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工事3日目


今日は網戸の取り付けと屋根飾りの取り付けを行います。


網戸はいつものロール式収納網戸。


普段はロール状に巻き付けてしまっておいて、必要な時だけ引っ張り出して使用します。


入口の両開きドアだけは網戸の取り付けは不可でしたが、その他の両開き窓には全て付きます。


最後に屋根飾りを取り付けて、ガゼボ(西洋風あづまや)のような悠Uサンルーム工事は全て終了です。


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今回の工事期間は2日半、通常の約半分の工期でした。

 

周囲の外構工事がまだ終わっていなかったので、それが完成した頃にまた写真撮影に伺うことを約束させて頂いて、静岡県磐田市の悠Uサンルーム工事を終了します。


来月末ぐらいかな?外構工事まで完成した状態をお楽しみに!


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独立型(自立型)の悠Uサンルームを施工始まりました!【静岡県磐田市】

2022年8月29日|カテゴリー「施工現場


ティージー(愛知県豊橋市)で初めての独立型(自立型)悠Uサンルーム。


メーカーである幾久屋(長野県千曲市)さんの施工事例としては、バス停として寄贈したものや、ガーデンイベントの展示品など、事例をいくつか見たことがありましたが、実際のお客様宅へ施工するのは初めて。


もちろん当社でも施工するのは今回が初めてだったのでとても楽しみにしていました。


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今回は新築の外構工事(お施主様手配)と並行して施工するということで、サンルームの基礎はお施主様に(外構業者様へ)手配して頂きました。


遠方(岐阜県・三重県・静岡県など愛知県以外)の場合、基本的に基礎工事や電気工事についてはお施主様に(お知り合いの業者様などへ)手配をお願いしています。


その方が当社で手配するよりも安い金額で済む場合が多いからです。


工事1日目

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Uサンルーム工事開始。


サンルームの基礎はキレイに完成していました。


お施主様を通じて当方で作成した基礎図面を事前に外構業者様へお渡していましたので、寸法通りで全く問題ありませんでした。


浜松市が本社のハマニグリーンパーク様(担当の寺田様)ありがとうございました。


工事を進めるにあたり、先ずは部材の搬入から始めます。


今回は敷地がかなり広く、駐車スペースから現地まで距離がありましたので少し時間がかかりましたが順調に進みました。



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いよいよ建て方工事開始。


一般住宅と同じように壁面から順番に組み上げていきます。


仮止めをしながら六角形の特殊形状をしたアルミ製の柱(壁)を組み合わせていきます。


壁面は全て同じ寸法ではなく1枚づつ違うので、図面と材料を照らし合わせながら順番に施工していきます。

 

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壁面の位置が決まったら次は屋根工事です。


屋根(母屋)は木材(米栂(べいつが)材)で予め工場で加工済の部材を組み上げていきます。


栂材は建物の構造材や造作材、土台にも使われる材料なので安心して長く使って頂けます。


母屋が組み上がったら続いて三角の屋根材の取り付けです。


屋根材はポリカーボネート中空シート「ツインカーボスタンダード」(AGC:旧旭硝子)と強化ガラス(厚さ5ミリ)の二重構造。


外側の強化ガラスで一次断熱をしながら外部からの飛来物などから守り、内部のツインカーボで断熱性能を高めながら万が一、外側の強化ガラスが割れた時にサンルーム内部へ飛散しないように守ります。


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本日はここまで。


屋根の防水コーキング作業もひと通り終わり、これで仮に明日雨が降ってもサンルーム内部へ影響することないので安心です。


明日はサッシやガラスを取り付けてからコーキング作業。


日も暮れかけて空がきれいなオレンジ色になってきました。


今日も一日お疲れ様でした。


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