新築住宅の「省エネ基準適合義務化」延期についての残念なお知らせ

昨年末に残念なニュースが入ってきました。

2020年に始まる予定だった新築住宅の「省エネ基準適合義務化」が見送られることになりそうだというニュースです。

昨年12月3日に開催した国土交通省の社会資本整備審議会建築環境部会での審議によると
「現在の住宅と小規模建築物については、省エネ基準適合率が57~69%と低い水準にとどまっており、省エネ基準に習熟していない中小工務店、設計事務所が相当程度ある」とのこと。

これらを理由に適合義務制度の対象とした場合、市場の混乱が懸念されることから見送られる公算が強まりました。

政府は2016年5月に閣議決定した地球温暖化対策計画、2018年7月に閣議決定したエネルギー基本計画で、
「2020年までに新築住宅・建築物について段階的に省エネ基準適合を義務化すること」を明記され、円滑な実施のための環境整備が進められるはずだったのですが。。

中小工務店などへの配慮は必要だろうが、すでにこの制度に対して取り組んできた会社にとって、また何より・・

地球温暖化対策の流れに逆行するだけでなく、断熱性能の低い新築住宅の販売(購入)を容認することになります。

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ガラスについては、新築戸建て住宅で「LOW-E複層ガラス」 (断熱・遮熱性能が高い特殊金属皮膜を貼ったペアガラス) の戸数普及率が80%を超えて普及が進んでいますが、 欧米や韓国では普及が進んでいる「樹脂サッシ(窓枠)」 の普及については日本ではまだまだ遅れています。

参考までに各国の樹脂窓の普及率は、

・アメリカ=65%
・ドイツ =64%
・イギリス=76%
・韓  国=80

で、日本はわずか「17%」ほどです。

中国でさえ、30%の普及率です。

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昔の窓(アルミサッシ+単板ガラス)とアルミ樹脂複合サッシ +複層ガラスとの断熱性能は約2.8倍と効果はありますが、最新の窓(樹脂サッシ+トリプルガラス)との断熱性能の差は ナント「約7.2倍」です!

「アルミ樹脂複合サッシと樹脂サッシの使用率が合わせて 70%を超えた」といってごまかされてはいけません。

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ちなみに、悠Uサンルームで使われている窓は 『樹脂サッシ+アルゴンガス入りの複層ガラス』

部屋として使って頂くことを前提なので当然です。

よく見かける建材メーカーのガーデンルーム(テラス囲い)に使われる窓は「アルミサッシ+単板ガラス」です。

“部屋として使用をお勧めできない”理由が分かりますよね。

(↑詳しく知りたい方はサイト内のこちらページへ↑)

ティージーのショールームでは悠Uサンルームとテラス囲い (YKKAP:テラス囲い「サンフィールⅢ」)の両方の実物を展示して、実際の室内の温度を実体験して頂けます!

ご興味ある方は是非一度、ショールームへお越しください♪

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